村松如矢商店

話が前後するのですが、先日　「中学卒業３０周年記念同窓会」　なるものに行ってきました。

我が母校では、毎年、学年単位で、卒業３０周年を迎えた年に大同窓会が開かれます。

今年はウチらの学年の順番でした。　昭和３９年と４０年の早生まれの人達です。

いや～でも３０年て、実感ないけどやっぱり相当長いんですねぇ。

あこがれだったアノ子や気になってたアノ子、変わりました。　まぁ、向こうも私見て　「太って歳とったなぁ」　と思ったことでしょう。

【総勢２００人近くの大同窓会総幹事は、野球部キャプテンで、今は地元商店街理事長のＯちゃんです】

監事の方々は、およそ１年前から準備にとりかかり、３０年も経ってると行方不明者なんかもいて大変苦労されたようです。

しかし監事の顔ぶれを見ると、必ずしも中学時代にクラス委員とか優等生だった人ではなかったようで、意外に当時は不良の方々で先生にご迷惑かけた口の方も入り混じって、それが返って元気な同窓会を演出していたような気もします。

逆に優等生だった方々が意外に地味な印象だったような．．．。

不思議なもんです３０年。しみじみ色んな人生があったんだろうなぁ、と思いました。

いろんなわだかまりも消えて、時間って全てを浄化してくれるんだなぁとも思いました。

あの頃って、なんであんなに小さな小さな価値観でビクビク気にしてたんだろう？   でもそれが思春期ってもんです。

この当日は誰だっけ？って方もいて、何回考えてみても思い出せない人もいました。　それが向こうは自分を知ってたりして、時々冷～っと汗も掻きました。

しかし成績とか運動神経とか当時生徒会やってたとかキャプテンやってたとかじゃなくて、記憶に残る人と残らない人がいるのにも気付きました。

これが個性って奴なのかな？でも必ずしもよく喋る人が記憶に残ってるわけでもなく、良い印象の人や逆に嫌な印象の人ばっかりでもなく、接する機会の多かった人が全部残ってるわけでも、これまたありませんでした。

新庄さんじゃないけど、どうせなら記録より記憶に残る人になれたらいいですねぇ。

当時から嫌な奴は相変わらず嫌な奴みたいで、良い奴は相変わらず良い人のようでした。

ただ皆さんやはり感情表現が大人になってて、本来毒あるお方もオブラートで包んでお話してました。　まぁ当たり前か

そして、やはりというか、当然というか、お花屋さんの私は格安で贈呈花束の準備をお願いされたのでした。　この日は原価なんか気にしません。　精一杯のことをさせていただきました。　ていうか、こればっかりは間違ってもよその花屋に注文れたら、さすがにショックで熱出して寝込んだと思います。　評判良くてホッとしています。

３次会は、これまた同級生のやってる　「夕焼け」　っていうお店で深夜まで盛り上がりました。

確か最後１時間は寝てました。　お家に着いたのが夜中の３時半だったような。

一瞬タイムスリップしたような感覚にも襲われました。