村松如矢商店

いや今年の雪はすごかったですねぇ。

北陸生まれの僕でも、くじけそうなぐらい毎日毎日寒かったです。

そんな中、先日、取引き先にお誘いいただいて能登は富来（今は市町村合併して志賀町になりました）の民宿「海の丘倶楽部」に行ってきました。

「冬の民宿～？」と最初どうなんだろうと正直思いました。

だいたい民宿に宿泊すること自体が生まれて初めてです。

しかしこれが良かったです。

海の丘倶楽部は世界一長いベンチのある増穂ヶ浦海岸を眼下に見下ろす高台にあります。

定置網漁の網元ならではの新鮮な魚介類が自慢のお宿で、１泊２食付きで、１０，５００円～になります。

【部屋の窓からは富来・増穂ヶ浦の海岸が見下ろせます】

石川県生まれなので、これまで加賀屋さん始めとした高級旅館からリーズナブルな温泉までいろいろなところお泊りする機会がありましたが、民宿は初体験でした。

しかし民宿といってもプチホテルのような外観で、内装も新しくて綺麗です。

最初、変な偏見持って「パジャマは必要か？」「バスタオルは持参かな？」「歯ブラシは？」などどいろいろと聞きましたが、当然全部揃っております。

さすがにここのお魚は美味しかったです。

なにより静かでした。　　これは良かった。

夏場は海水浴場も近く、学生や家族連れでワイワイ騒がしいようですが、この貸切感の強い時期の宿泊も改めていいものでした。

お風呂も貸し切り状態です。

【料理は刺身の舟盛から始まります】

魚メインの料理は新鮮で食べきれないほどの量が出てきました。

結局残しました。　もったいない。

【地物の甘エビはちょっと醤油をつけて、そのまま背中からガブッといただきます】

僕のお店は加賀の白山市（旧松任）ですが、それでも寒さで大変でした。ましてや冬に能登へ行くという感覚は地元でもなかなか二の足を踏んでたんですが、このお魚の鮮度と、静かさは　「これは今後アリだな」　と思いました。

ここの民宿、良かったです。　同行した広島の客人も満足してたようでした。

【冬の能登の海　そのまんまサスペンスに出てくる風景です】

次の日は「総持寺」や「輪島の朝市」などを見学して中島町で地元のおソバ食べて帰りました。

【総持寺は、境内も広く見学コースがありますが、残念ながらまだ能登地震のつめ痕も深く、本堂は多数のつっかえ棒がしてありました】

総持寺では、地元の方が雪かきしてたの見て、広島の客人が　「ぜひ体験してみたい」　と人生初の雪かきに挑みました。

無謀です。　すぐに汗だくだくとなり　「こっちの人は大変だ！」　と嘆息してました。　そりゃそうでしょう。

海の丘倶楽部は、石川県羽咋郡志賀町酒見　０７６７－４２－８１８８　ホームページもあります。「海の丘倶楽部」で検索してね。

料理の味や量に比べてお値段もリーズナブルなので、こちら方面に家族で旅行されようと思ってる方にはお奨めです。